自鯖解説

1.自鯖とは

自宅で運用するサーバー「自宅サーバー」を略してジサバ、漢字を充てて自鯖と呼んでいます。 では、なぜ自鯖なのかという素朴な疑問が沸くと思いますが、個人で利用可能なサーバーを比較表にしました。

つまり、「自由度」こそが自鯖を運用するおおきな理由ですが、自己満足もあります。
ハードウェアとしては、既存のPCを購入してサーバーOSを導入、サーバーアプリケーション(Apache,MySQL,phpなど)を稼動させて、自分のサイトを運用するのが一般的ですが、究極の自鯖は一からパーツを集めてサーバー専用のPCを自分で組み立てることから始まります。

ということで、自鯖構築支援サイトでは、サーバー専用のPCを組み立てるところから説明しますが、メーカー製のPCで自鯖を構築する場合は、"3.サーバーOSをインストールする"へお進みください。

2.サーバーに適したPCを組み立てる

これらの条件を満たすPCは、可能な限り稼動部分が無いこと、つまりモーター類を搭載しないことに尽きます。
CPUファンNG、ケースファンNG、電源ファンNG、ハードディスクNG、唯一許されるのはOSインストールと Acronisによるフルバックアップをとる際に必要なDVD(CD)ドライブですが、普段は稼動しないので問題ありません。
これらの条件を満たすPC用のパーツを選定します。
最近はマザーボード、メモリ、SSDの価格が大幅に下落したため、3万円程度でこれらのパーツを揃えることができます。
◎ 導入も比較的簡単な割りに安定稼動します。パッケージ(debian系)が豊富に揃っているため、パッケージの導入だけでサーバーを構築することができます。
こうして組み立てたのがe-猫楽園、自鯖構築支援サイト用のサーバー用PCです。
   ケース IN WIN IW-BQ660/80W/IP-AD80A7/SLIM/黒
マザーボード ASRock AD2700-ITX
Atom D2700オンボード、Intel NM10 搭載 Mini-ITXマザーボード (32bit OS Only)
メモリ NB 204PIN SODIMM DDR3 PC3-8500 4G
スリムDVD-RW   Toshiba Samsung DVD-RW SN-208
SSD Kingston SSD Now 100 128GB
電源 ASKTECH 高性能Mini-ITX用電源 120W DC-DCボード&60W ACアダプタセット NT-ZENODC60
  IN WIN Pケース/225(H)x193(D)x76(W)mm
  マザーボード         メモリとSSD   DVD-RWとACアダプタセット
◎ こちらのパーツは電源以外はFaithで、電源はAmazonで入手しました。
http://www.faith-go.co.jp/
http://www.amazon.co.jp/
◎ 部品点数も少なく、特に難しいところはありませんが、ケースに付属する電源ユニットに小型ファンを搭載しているため、ACアダプタセットに交換します。
電源ユニットをはずした跡にビス穴がありますので、スペーサを挟んでDC-DCボードの片方を固定、もう一方の端はスペーサ取り付け、グルーガン(ホットボンド)でシャーシに留めます。
シャーシの後ろに開いた四角い穴を埋める程度のプラスチックパネルかアルミパネルを切り出してネジ止めし、真ん中あたりにDCプラグを取り付けます。
これで完全無音PC(DVD-RWは普段は動かないので)の完成です。
◎ 組み立て順は以下の通りです。
  1. マザーボードにメモリを取り付けます。
  2. ケース付属の電源を交換します。
  3. ケースにSSDとDVD-RWドライブを取り付けます。
  4. 電源周りの結線を行います。スリムDVD-RWはケースに付属している専用ケーブルで結線します。
  5. SATAケーブルを結線します。
  6. ディスプレイ、キーボード、マウスを繋いで電源を入れます。
  7. BIOS設定画面でsetup defaultをロードしてセーブします。